これから結婚したいと思っている人は、自分にとって、最善の配偶者となる人と出会える「しるし」を祈り求めよう。自分にとって「最善」とはどういう相手なのであろうか。年収とか容姿など、移り変わりやすいものを優先させることは、結婚本来の目的に合わない。
結婚とは何か ノーマン・ライト
結婚とは、神さまからの賜物です。
結婚とは、愛を学ぶところです。
結婚とは、旅のようなものです。そこで多くの選択をし、その選択に従うところです。
結婚とは、お互いの信頼のうえに築き上げられるものです。伴侶に理解できる言葉で話すことを、学ばなければなりません。
結婚とは、過去に未解決の事柄によって、自分たちが認識する以上に影響され合うところです。
結婚とは、仕えることを学ぶところです。
結婚とは、友情を築き上げるところです。
結婚とは、苦しみを経験するところです。
結婚とは、きよめられる場所です。神さまが私たちに望んでおられるような者とされる良い機会です。
結婚とは、単なるイベントではなく、生き方です。
結婚とは、すべての領域で親密になることを意味しています。この親密さは霊的・知的・社会的・情緒的、そして肉体の領域にも及ぶものです。
性の交わりも、結婚した者がお互いの愛を深めるために与えられているものであり、婚外交渉のためにあるのではない。近年、“できちゃった婚”が増えており、同棲をしてから結婚式をするカップルも多い。そのようなカップルの交際はワンパターンになってしまう。話し合うことが必要なのに、会えば性交渉で終わるという形になる。結婚前にお互いを知り合い、話し合い、良いコミュニケーションを作っていかなければならないのに、問題があっても向き合わずに性交渉で終わってしまう。
インドから来たある人が、ヨーロッパ人に向かってこう言ったという。「あなたがたは愛する女性と結婚するが、私たちは結婚した女性を愛する」と。